竹で発酵有機肥料作りにチャレンジ!
11月10日に「竹で発酵有機肥料作りにチャレンジ!」が開催されました。
竹の会 夢里人が取り組んでいる「竹チップ」の有効活用の1つ、「竹チップボカシ」を実際に作ってみるプログラムです。どちらかというと「楽しむ」という要素より「学ぶ」要素の強いプログラムで、さらに内容が少々特化しているので参加者が集まるか少々不安でしたが、「このプログラムだから参加しました!」といった、とても個性的な人達が集まりました。
この日は今年県の「元気づくり支援金」を利用して購入したチッパーを使って、実際に竹チップを作るところからスタートです。
皆さん進んでチッパー体験です。
もの凄い音で竹をチップにするのですがそんなの事は気にせず、竹がチップになってくるところを皆さん覗き込んでいます。
チッパー体験の後は、この日の講師である株式会社フォーレストの古畑さんによる、竹チップボカシの作り方や発酵肥料についてのお話です。
有機物が発酵して堆肥や肥料になるまでの説明では少々難しい単語が出てきますが、このプログラムではそういったとこで盛り上がります。
実際に夢里人で作った「竹チップボカシ」を見てもらい、その匂いや感触を手にとって確かめます。
発酵臭をかいで「良い匂い♪」なんて言うマニアックな参加者もいました♪
竹チップを使った発酵有機肥料作り開始です。
竹チップ、米ぬか、乾燥オカラ、などの材料に発酵を促進させる『酵素』を足して混ぜ合わせていきます。
作業をしながら参加者同士の会話が弾みます。
そして最後は竹チップボカシを使って作ったホウレン草と、化学肥料を使って作ったホウレン草の味の比較です。
同じ畑に化学肥料を施肥した畦と、竹チップボカを施肥した畦を作り、同じ品種の種を植えてホウレン草を無農薬で作りました。
参加者の皆さんは自分が感じた味の違いをそれぞれ語り合っていました。
農業や竹の事が好きで集まった人達なので、最後は参加者同士で連絡先の交換をしていました。
このプログラムは楽しんでもらうというより、自分たちが取り組んできた竹チップボカシに興味のある人を集いたい、といった思いで開催しました。イーラをきっかけに新たな関係が生まれた感じがするので、とても意義のあるプログラムが開催できたと思います。
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