茶室でいただく秋と吟行
2011年11月5日(土) 9:30 開始のプログラム。
飯島町文化館、開始前の受付。
さあいらっしゃい、お待ちしておりました。
昨年に引き続き「茶室でいただく秋と吟行」
まもなく始まりますよ。
受付テーブルには、作った一番いい句を書いてお土産に持って帰っていただく竹の短冊が並ぶ。
茶室では、抹茶のスタッフが、お菓子と抹茶を前に、「準備万端、いつでもどうぞ」と待ち構える。
さあ茶室から開始、スタッフが日程と注意事項を説明。
さあ、まずはお菓子をどうぞ。
スタッフは抹茶を立てて、
さあどうぞ
さあ、今度は俳句を作る番。
思ったまま、感じたままを句にすればいいんですよ。
外に出て、秋の景色を見ながら作ってください。
まあ、秋の景色のすばらしいこと。
いい句ができそうね。
ここは、推敲、すいこう・・・
やっぱり、いい句を作るのは難しいわね。
茶室に戻って・・・
さあ、最後にしっかりと推敲してください。
この過程が大事です。
そうですね、いいですね。感じが出てますね。
でも、ここはこういう風にした方がいいでしょうかね。
俳句の「俳」は、「人」に「非(あらず)」とも読めます。つまり、
感じたままの常識的でないこと、突拍子もない表現も大事なんです。
さあ、それぞれご自分で一番いい句を集めた13句のうち、皆さんはどれがいいと思いますか、挙げてください。
出来上がった句から、書家が竹の短冊にしたためてゆく。
すばらしい句が揃いました。
◆秋たけて 友と親しむ お茶の味 節子
◆お抹茶の 味にも似たり 桜もみじ 功子
◆代々に 受けつがれし柿 つるし終え 正子
◆霧降りて 茶室吸音 つつみとり まさ子
◆径行けば 落ち葉のメロディ カシャシャシュショ 澄人
◆秋の日に 色とりどりに 染めあがり 正克
◆秋一日(いちひ) 茶室で指折り 五七五 洋子
◆霧の朝 いちょうとブランコ 静まれり 直江
◆サルビアの 赤目につきて 歩む道 淳
◆うすら寒 夕暮れ空に 鳴きがらす 正子
◆青き空 水面にうつる 野菊哉 春美
◆サルビアの 庭に映えてる 日和かな 頼子
終了後、記念写真を撮って解散。
めでたし、めでたし。
来年もやりましょう。
乞うご期待。
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